野球好きの方が社会人野球という名前を聞いて思い出す大会は、「都市対抗野球」と「日本選手権」でしょう。まずは「都市対抗野球」についてもう少し詳しく見ていきましょう。
都市対抗野球は夏季開催。東京ドームで行われる試合の様子は、その時期になるとスポーツニュースで毎年取り上げられていますよね。あと、「都市対抗」という名前から都内のチームしか参加できないと思っている方がいますが(昔の私)、全国各地でまず地区予選が行われ、それを勝ち抜いた32チームがトーナメントを決勝トーナメントを行います。
面白いのは、地方予選で敗退したチームから5人まで選手をレンタルできるという独特の制度です。そのため勝ち抜いたチームにはその地区のオールスターのメンバーになり、地域の応援にも熱が入ることになります。32チームのトーナメントが12日間で行われるため、試合数は最大で一日3試合。そのためコールドゲームや「タイブレーク(1死満塁の状態から攻撃を開始!)」といった聞きなれないルールもあり、プロ野球とも高校野球とも違う短期決戦の魅力があります!
「橋戸賞」「久慈賞」「小野賞」「若獅子賞」など、個人賞が豊富に用意されているのも特徴で、歴代の受賞者には野茂英雄、福留孝介(現中日)、谷佳知(現巨人)などそうそうたるメンバーが名を連ねています。プロ入り前の選手を独自にチェックできるのは社会人野球ならではですよね。私の場合大学野球でチームメイトだった友達が何人か本選に出場しているので、彼らを応援に足を運んでますよ!